クラウド型の動画配信プラットフォームを導入するメリット・デメリット

公開日:2022/12/15

近年、誰でも気軽に似動画配信ができるようになってきており、その配信方法もさまざまです。個人が利用するもの、企業が利用するものなど用途によっても使いやすさ、メリット、デメリットが異なるので用途に合ったものを選ぶ必要があります。今回は、クラウド型の動画配信プラットフォームについて解説します。

クラウド型の動画配信プラットフォームを導入するメリット

動画配信のプラットフォームには種類があります。クラウド型とはどのようなものなのでしょうか?

クラウド型とは?

クラウド型は外部のサーバーに動画をアップロードする方法です。

クラウド型のメリット

クラウド型のメリットは導入するコスト、ランニングコストが少なくて済むところです。外部のサーバーに保存するため容量の心配がない、いろいろなデバイスから保存できるなどの点もメリットです。

オンラインの環境を整えれば、誰でもいろいろなデバイスで動画を見られるので、社内で活用するだけでなく、社外に向けて動画配信する場合に利用するのに向いています。

クラウド型の動画配信プラットフォームを導入するデメリット

クラウド型の動画配信には、デメリットはあるのでしょうか?詳しく解説します。

クラウド型のデメリット

クラウド型の動画配信は容量を圧迫しない、気軽に誰でもいろいろなデバイスで見ることができると、一見非常に便利に感じるでしょう。しかし、クラウド型にはデメリットもあります。

まず、クラウド型を利用する場合は、提供されるシステムに依存せざるを得ないというところがデメリットです。使いにくい点があっても、システムを変更したり、使いやすくカスタマイズしたりできないことが多いです。

また、外部のサーバーに動画を保存するため、オンラインの環境がなければ閲覧、編集、管理などができなくなってしまうので、いざという時に利用できなくなるかもしれないというリスク、デメリットがあります。

クラウド型を利用するうえで気をつけること

クラウド型を利用する際は、情報の機密性、セキュリティ性をよく確認してから利用するようにしましょう。オンラインで保存や閲覧、管理などができるということは、何か悪意やミスがあったら、限定の動画や有料の動画が関係ない外部の人まで漏洩する危険があるということです。

また、機密性の高い動画をスマートフォンなどで閲覧する人がいたら、そこから情報が漏れてしまうケースもあります。クラウド型を利用するときは、利用する人にセキュリティ研修などをして情報をしっかり管理することが必要です。

クラウド型とオンプレミス型の違い

動画配信のプラットフォームはクラウド型、オンプレミス型があります。その違いについて解説します。

・クラウド型
外部が用意したサービスを利用する形になります。動画は外部のサーバーに保存するため、オンライン状態で利用が可能です。システムの開発費用や管理費用がかからないので、初期費用が安い、運用開始も早いなどのメリットがあります。
デメリットとしては外部のサービスを利用するため月額料金を払う必要があります。また、オンライン上で閲覧、編集などを行うため、セキュリティ面はオンプレミス型に比べると弱い点などがデメリットです。

・オンプレミス型
オンプレミス型は、自社で動画配信用のサーバーを購入します。購入し、システムの構築を行って動画を配信します。オンプレミス型のメリットは社内のネットワーク内で利用するため、セキュリティ面は強いといえます。
クラウド型のように月額料金はかかりません。また、システムをカスタマイズできるなど、使いやすく変更できる場合がある点がメリットです。
オンプレミス型のデメリットは初期費用が高額なところです。また、自社でシステムを保有し、運用開始、その後の運用や保守のためにリソースや人員が必要になります。月額料金はかかりませんが、システムの保守費用が一般的にかかります。

クラウド型とオンプレミス型どちらがおすすめ?

どちらの動画配信プラットフォームを利用するのがおすすめなのでしょうか?どういった場合にどちらがおすすめなのか解説します。

クラウド型をおすすめする場合

クラウド型を利用する場合、まず利用しようと思っているサービス、製品が自社のセキュリティの条件を満たしているかを確認する必要があります。

セキュリティ面でオンプレミス型しか導入できない場合もあるので、まずはセキュリティ面をクリアできるかどうかが重要です。セキュリティ面が問題ないのであれば、クラウド型のサービスを利用検討できます。

クラウド型を利用するのがおすすめなのは、初期費用、システム運用などに費用をかけたくない場合、またはシステム運用に人員を割けない場合です。また、社内以外でも自宅営業先で利用したい、パソコンだけではなくスマホ、タブレットなどさまざまな端末で利用したいという場合には、クラウド型がおすすめです。

オンプレミス型を利用する場合

オンプレミス型がおすすめなのは、セキュリティ面を重要視している場合です。企業によっては、クラウド型は利用できない場合があるので、オンプレミス型しか選択肢がない場合もあります。セキュリティ面が強い分、初期費用や運用が高く、コストや人員を割く必要があります。

まとめ

近年クラウド型のサービスがいろいろなところに利用されるようになりました。一般的にも利用されており、ゲームのデータ保存だったり、スマートフォンのデータ保存だったりと、クラウド上に保存している方も多いのではないでしょうか。

クラウド型のサービスは利用開始が簡単ではありますが、その分利用の仕方をしっかり理解していないとセキュリティ面で問題が起こる可能性もあります。クラウド型のサービスを利用する場合は、社外で利用する際のルールを利用する人に周知する必要があるでしょう。

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