今さら聞けない!UIとは何か、UXとの違いとあわせて解説!
インターネットで物品販売している人や、サービスを紹介している人は、UIやUXについて知っておきましょう。その理由は、利用者がどのページでサイトを離脱したのか、サイトの滞在時間が長かったページはどれなのか確認できるからです。改善が必要なページを修正すると、UIとUXの評価が高くなるでしょう。
UIとは
サイトの見た目や使いやすさが優れていると、再びサービスを利用したくなります。便利な時代に便利なサービスを求めるのが顧客の心理です。
利用者と商品やサービスの接点のこと
一般的に利用者と商品やサービスの接点を指します。利用者とは、インターネットを利用してサイトなどを閲覧している人を指します。サイトに興味を持っている人もいれば、商品やサービスに興味を持っている人もいます。利用者が何かしらの興味を持っているので、サイトを訪問することになります。
しかし、そのサイトが見にくい状態であれば、サイトを訪問した利用者は離脱してしまいます。利用者と商品やサービスの接点がきちんとできていることが、利用者の離脱を防げる方法になるのです。
サイトの見た目や使いやすさ
UIは見た目と認識している人がいますが、見た目だけではありません。たとえば、パソコンやスマートフォンを操作して情報を手に入れようとしたときに、文字が小さくて見にくい、画質がよくない、ボタンを操作しにくいなどの不具合があるとストレスを感じるでしょう。
これは、機械だけの問題ではなく、顧客目線でサイトを構築できていない管理者にも問題があります。たとえば、内容がよく分からない長い文章や、冗長な表現、誤字の多発などです。人的ミスを極力少なくすることも、サイトを訪問した利用者の離脱を防げるようになっています。
そのほかにも、ある商品を注文したいと考えている利用者が、効率的に短時間で商品を購入できるように動線を整備しておくことも、利用者の満足度を高めることにつながります。
UIとUXの違い
両者はよく混同されますが、内容が異なるので注意しましょう。UIが高くなければUXも高くなりません。
UIは利用者との接点
たとえば、利用者がサイト内のある商品を購入しようと考えたときに、まずサイトを訪問しなければいけません。そのときに、サイトの見た目や使いやすさが優れていると、商品を購入してもらえる可能性が高くなります。そのためには、質の高い見た目と優れた操作性が欠かせません。まずはサイトを訪問した後に行動してもらえるようにUIを高める必要があります。
UXは質の高い体験
たとえば、利用者がサイト内のある商品を購入しようと考えたときに、情報が適切で分かりやすく、必要な情報がすべて網羅されていて、ボタンの配置やサイズも適切であれば、気持ちよく商品を購入できるでしょう。このような質の高い体験をUXといいます。
利用者がどのような経験をして、どのような気持ちになったのかを指していて、よい印象を持つようになるとUX評価が高いことになります。あくまで利用者がどのように感じたのか主観的なストーリーが優れていることが大切で、UX評価が高いと顧客満足度が高くなり、再び商品を購入する可能性も高まります。
UX評価が低い場合
どんなに優れた商品をサイト内で販売していても、利用者にとって必要な情報が網羅されていない、注文方法が分からない、商品の情報が伝わらないという場合は、利用者は商品を購入することなく、サイトから離脱するでしょう。ビジネスチャンスを逃すことになってしまいます。
こちらはサイトの見た目や使いやすさがよくないということなので、UX評価も低くなります。顧客が満足度の高い買い物体験ができないことになります。
UI・UXデザインが求められる理由
サイトの質が高くないと、今後はサイトを訪問してくれない可能性があります。まずは、サイトを訪問してもらえるように準備しましょう。
日常生活でインターネットは不可欠だから
これまで以上にインターネットを通じて得られる体験は増加するでしょう。そのときに、サイトの見た目や使いやすさは必須となります。利用者から商品やサービスを選んでもらうためには、デザインが求められているのです。
利用者の目線でデザインしているものがよい
利用者の視線の動きに合わせてサイトのデザインを考慮するとよいでしょう。優れたUXを利用者に提供できます。ストレスをできる限り与えないようにサイトのデザインを工夫すると、すぐに商品を購入することはなくても、再びサイトを訪問する可能性があります。
反対にサイトを閲覧するときにストレスが蓄積されると、再びサイトを訪問することはないでしょう。
まとめ
動画配信プラットフォームは新しいUIやデザインを取り入れているものがおすすめです。サイトの見やすさや扱いやすさは今後ますますスタンダードになっていくでしょう。反対に、サイトの見た目がよくない場合や扱いにくい場合は淘汰されてしまうでしょう。
まずは、サイトを訪問してもらわないことには、利用者に商品やサービスを購入してもらえません。きちんと利用者の目線でデザインするようにしましょう。この際、デザインの原則を意識するとともに、情報過多になり過ぎないように気を付けてください。